よーしパパ「ブログ診断士」を自称しちゃうぞー
中小企業診断士
という国家資格(経済産業省・(社)中小企業診断協会)があって、このたび合格することができました。*1
以前私は、ノブレス・オブリジュの観点から*2、専門家による情報発信の必要性を説いている。*3
というわけで、専門家の卵(?)としては何か発信しないわけにはいかないだろう。
ちょうどはてなダイアリーでid:moralaturgie(ここ)を取得しているので、しばらくここを利用してみようか。(人文系に強いとされる はてな界隈(id:jkondo) で商工業の話題がどれだけ受け入れられるかは謎だが…)
ちなみに、私が運営するウェブログ図書館に関していうと、試験の合格には寄与していると思われる。
図書館の十進分類(日本十進分類法 NDC)はコンテンツの主題に基づいて決定されるので、それなりの質・量のブログ記事に目を通してその記事が結局のところ何を言わんとしているのか(主題は何か)を把握し、ときには業務日誌ブログで運営者としての問題意識を情報発信する。これは知的にマイナスになるはずがない。
商工業や情報技術に関連するNDC区分にある目ぼしいブログ記事を読んで考えるだけでも勉強になるので、その方面には自薦…(・∀・)ジサクジセーン…しておきたい。*4
なお念のため、私は都道府県や市町村の図書館それから大学の附属図書館にウェブログの電子図書館と、必要に応じてネット内外の施設を併用・使い分けております。
ウェブログ図書館はただの手動リンク集
と揶揄されることがある。ウェブログ図書館の見た目の上では確かにそのとおり、「手動リンク集」である。
しかしながら、“リンク集にすぎない”と得意げに言い捨てているだけでは、何の発展性も無いではないか。
たとえば相撲を見た人が、“相撲なんてただのテブ同士のぶつかり合いにすぎない”と言ったとする。
なるほど相撲はデブ同士のぶつかり合いであるが、それで話が終わってしまっては「素朴な感想」である。
小兵が活躍したかつての相撲に比べて…とか、引き締まった体躯の外国人を結果的に排除することになる相撲協会の体質が云々…とか、そういう話題設定の導入を狙っているのなら、(たとえ新聞・雑誌で仕入れた“憂角談義”にとどまるものであっても)話が展開するだけましである。そうでなければ、相撲の歴史や見所を知らない…つまり相撲リテラシーを欠く人がなんとなく言ってみただけ、と見られかねない。
電子図書館としての客観的な機能や付加価値を高める活動は今後も必要だが、前節からうかがえるようにウェブログ図書館の利用価値は属人的なところもある。
もっぱら良質なブログ記事を読みあさるといった「教養図書館」としての利用にしても、ネット外の何らかの活動(たとえば診断士とか)と結びつけるにしても、利用者の資質や属性に依存するところがある点は否定できない。*5
そういうわけで早速…
R30::マーケティング社会時評の問題提起にちょっと反応してみる。*6
郊外出店規制じゃなくて、中心市街地商店廃業強化が必要じゃね?(R30)
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2005/12/competitionrule_90f6.html
私自身は郊外大型店の関係者でも中心市街地商店街の関係者でもないのだが、R30氏の指摘には(・∀・)ニヤニヤしながら激しく同意。
個人的には以前、まちづくり機関(Town Management Organization)と言われるところの会合に出入りしていたことがあるのだが、おおむね定時開催であるはずの会合が歯抜けのように行なわれなくなり、そのくせ情報発信はろくに行なわないという具合で、自然消滅的にぐだぐたになった覚えがある。
関係者の皆さんは、たとえば「ブログ」を用いてきちんと情報発信することからお始めになっては如何でしょうか。“ブログ診断士”としても無責任に(・∀・)ニヤニヤしてばかりいるのは不本意なので。