NHK的ウエンツ瑛“史”
今日は大晦日ということで、NHKでは「紅白歌合戦」が放送される。
その白組出演者に「Wat」という初出場のグループがいるが、一見したところ“パッと出のイケメンアイドルが成りゆきで選ばれちゃいました”的な雰囲気がある。
知っている人は知っているが、グループの一人ウエンツ瑛士は、昔からNHKではお馴染みのキャラクターだった。
今から数年前に放送されていたNHK教育テレビの「天才てれびくんワイド」という子供向け番組で、ウエンツ瑛士は主要構成員として出演していた。
当時はウエンツくんをはじめ、個性派の橋田くん、山元くん、大沢あかね(大沢親分の孫)、歌姫ジャスミン(英会話娘)、有紗(けっこんぴあ)、などそれなりに将来が楽しみな子どもたちが出演していた。
ウエンツくんなど、フジテレビが「ハモネプ」とか言い出してアカペラが流行する前から番組でアカペラコーラスに取り組んでいたりもした。
また、結婚前のリサ・ステッグマイヤーと結婚前の山崎邦正という司会者の組み合わせも、所帯じみたり教師臭くなったりしなくてよかったのかもしれない。
「天才てれびくん」という番組は今でもあるが、だんだん出演者たちが小粒になってきてしまったようで(私見)、もう見なくなっちゃったけど。
ともかく、単にロリ受けショタ受けするキャラクターとして大きなお兄さんたちに消費され、18歳を過ぎればただの人になってしまうような子どもタレントの集まりではなかったことは確かだろう。